FAQ– よくある質問
サービス利用について
PlaceEngine のサービスは無料/有料ですか?
公開されている PlaceEngineクライアントソフトは利用規約に同意いただければ、無料でご利用頂けます。
PlaceEngineサービスを商用、もしくは、法人でのご利用(研究、評価、商用準備等を含む)をご希望の方は、
までご相談ください。
PlaceEngine はどこで利用できるのでしょうか?
国内政令指定都市の主要商業地域を中心に、
位置推定可能な情報が蓄えられています。
また、ユーザの方が自身で明示的に
位置登録して頂くことによっても、利用可能なエリアは拡大していきます。
※ 住所情報は国内に限定されていますが、位置として緯度・経度を登録する
機構は国内外を問わず利用可能です。
位置情報とプライバシーについて
PlaceEngine は、無線LAN電波を用いて、ユーザー端末の位置情報を推定するサービスです。
位置を推定するためには、周辺の無線LANアクセスポイントが任意に発信している(通常定期的に発信している)ビーコン信号を利用しております。具体的にはビーコン信号に含まれる、ESSID(アクセスポイントの名前)、MACアドレス(アクセスポイントの固有識別子)、信号を受信した際の信号強度、時間を利用します。
これらの情報は、PlaceEngineサービスの運営、位置精度を向上するなどのサービス品質の向上の目的に限って利用されます。収集されたこれらの無線LANアクセスポイントの情報(特にESSIDとMACアドレスに関して)はプライバシーを十分考慮する必要があると認識しております。
そのため、PlaceEngineサービスでは、位置推定用のPlaceEngineローカルデータベースやPlaceEngineサービスの各種API等を利用して、これらの情報を直接的に参照できない構造にしております。
また、PlaceEngineサービスでは、位置推定した端末の所有者、または端末の識別子の情報は収集しておりませんので、お客様を特定、追跡することはありません。
一方で、PlaceEngineの位置推定データベースから、無線LANアクセスポイントの情報を削除したい場合、該当するAP情報をサポート窓口へ送付して頂ければ削除いたします。また、今後、Google社の方法(SSIDに"_nomap"文字列を追記する方法)に準拠する形でも PlaceEngine位置推定データベースから該当するAP情報を削除する運用を実施する予定です。具体的な実施時期や運用方法については、別途お知らせします。
今後も 集合知を利用した無線LAN測位サービス運用におけるアクセスポイント情報のプライバシーに関して、サービス運用の技術的な側面のみならず、国内外の動向なども鑑みながら、配慮・対応させていただきます。
クライアントソフトについて
インストールがうまくできません。
インストールは管理者 (Administrator) 権限を持つアカウントで行って下さい。
対応 OS を教えてください
- Windows XP/Vista/7 (32bit/64bit)
- Windows Mobile
- Mac OS X
※ その他の環境でのご利用をご希望される場合は
までご相談ください。
クライアントの最新バージョンは
Windows XP/Vista/7 版 | w100426 | ※「設定」をクリックして左下に表示されています。 |
Windows Mobile 版 | m080303 | ※ 画面右上に表示されています。 |
MacOS X 版 | o091028 | ※「設定」をクリックして左下に表示されています。 |
Windows Mobile 版クライアントソフトは、Willcom ZERO3以外の他の機器で利用できますか? 現在対応している Windows Mobile 機器について教えてください。
PlaceEngine for Windows Mobile バージョン m080303 より、 ウィルコム W-ZERO3(WS003SH,WS004SH)以外の Windows Mobile 5.0, 6.0 機種も対応しました。 詳しくは こちらをご参照ください。 なお、Windows Mobile 6 Standard Editionにはまだ対応していません。
ファイアウォールの設定について
PlaceEngine クライアントソフトは、住所などの情報を表示するため、PlaceEngine サーバーと通信する必要があります。ファイアウォールの設定をしている場合、 PlaceEngine クライアントソフトに影響がない設定に変更してください。
Windows 版クライアントソフトで、インターネットへ接続しているのに現在位置の取得ができないことがあります。
周辺に Wi-Fi アクセスポイントが存在し、ネットワークに接続していても、現在位置が取得できない場合があります。
(”Wi-Fi が利用できません”とエラーが表示されます。)
その場合、Wi-Fi スキャン動作時間を長めに設定していただくと
現在地が取得できるようになります。
- PlaceEngine クライアント > 設定 をクリックします。
- 設定画面 > サービスタブ > サービス設定ボタンをクリックします。
- PlaceEngine サービス設定画面 > Wi-Fi タブを開きます。
- Wi-Fi スキャン動作時間を「1 秒」から「2 秒」以上へ変更し、OK をクリックします。
上記を設定後、現在位置の取得を実行してください。
インストール中や現在位置を取得した時にセキュリティソフトの警告が表示される場合があります。
PlaceEngine クライアントソフトは、API を提供するため、TCP ポート 5448 を利用します。 そのため、セキュリティソフトによってはポートを開くと警告が表示される場合があります。 警告が表示された場合は該当するポートへのアクセスを許可してください。
終了ボタンが見当たりません。
PlaceEngine クライアントのタスクトレイアイコンを右クリックして、 終了 を選択すると終了できます。
アンインストール方法
アンインストール方法 を参照して下さい。
ウェブブラウザーの設定について
ブラウザからうまく使えません。
PlaceEngine と連係して使用するウェブブラウザーでは、Javascript と cookie の使用が可能になっている必要があります。お使いのブラウザーの設定を確認して 下さい。
※ 現在のところ、動作確認されているウェブブラウザーはFirefox と Internet Explorer です。
ブラウザで MAPサイトを開くと「PlaceEngineをインストールすれば現在位置取得ができます。」というメッセージが出て位置取得ボタンを押しても動作しません。
- PlaceEngineクライアントが起動していることを確認して下さい。
- ブラウザでproxyをお使いの場合、ローカルアドレスがproxy経由でなくアクセスできる状態にあるか確認してください。
- IEの場合: ツール > インターネットオプション > 接続 > LANの設定 で、「ローカルアドレスにはプロキシサーバーを使用しない」がチェックされていることを確認して下さい。
- Firefox2の場合: ツール>オプション>全般>接続設定 の「直接接続するサイト」に localhost を追加して下さい。
- Firefox3の場合: ツール>オプション>詳細>ネットワーク>接続設定の「プロキシなしで接続」にlocalostを追加して下さい。
- 以上を確認の上、ブラウザのリロードボタンでページを再読み込みして下さい。
ブラウザの「現在地を取得」ボタンで位置を求めることができたが、PlaceEngineクライアントのボタンでは位置の取得ができません。
PlaceEngineクライアントの「設定」をクリックして、proxyの設定を確認して下さい。
Windows Mobile 版
現在対応している Windows Mobile 機器について教えてください。
PlaceEngine for Windows Mobile バージョン m080303 より、 ウィルコム W-ZERO3(WS003SH,WS004SH)以外の Windows Mobile 5.0, 6.0 機種も対応しました。 詳しくは こちらをご参照ください。 なお、Windows Mobile 6 Standard Editionにはまだ対応していません。
無線LANデバイスがonにも関わらず PlaceEngine クライアントでは: 「Wi-Fiを利用できません。」連携ページのメッセージは: 「無線LANがOFFです。」 と表示される。
まずは、対応機種リストをご参照ください。
また、対応機種においても、
周囲に無線LANの電波が存在しない場合、またはご利用機種で電波が観測できない場合、上記メッセージが表示される場合があります。
リセットしたら使えなくなった。
リセット直後は無線LANがOFFになっています。画面上部のアンテナボタンをクリックして、内蔵ワイヤレスLANのON/OFF設定を確認して下さい。
「現在地を取得」ボタンを押すと "エラーメッセージを含んでいる省略可能な...." というメッセージが出る
PHS経由でインターネットに接続している場合で、PHSの通信状態が不安定な場所、あるいは接続の開始当初にこのメッセージが表示されることがあります。
「PlaceEngine」ボタンを押してもブラウザが立ち上がらない。
ブラウザは、標準のPocket IEではなく、Operaブラウザのインストールが必要です。
Windows版
b-mobile利用中にPlaceEngineクライアントがうまく動作しない。
[スタート] → [コントロールパネル] → [ネットワークとインターネット接続] → [ネットワーク接続] → [ワイヤレスネットワーク接続] の順に開いて行きます。 [プロパティ] → [ワイヤレスネットワーク] の順にクリックして、画面に表示される [Windowsでワイヤレスネットワークの設定を構成する] のチェックボックスが外れていないか確認して下さい。外れている場合はチェックして、[OK] ボタンを押して下さい。
「制限ユーザ」モードでインストールすることはできますか?
「制限ユーザ」モードでは、PlaceEngineクライアントをインストールすることは できません。コントロールパネル→ユーザーアカウントで、ユーザのモードが「コンピュータの管理者」になっていることを確認して下さい。
「x-アプリ」および 「x-アプリ for LISMO」(LISMO Port) を、インストールする際(あるいは「x-Radar」起動時)に PlaceEngine がインストールされるのはなぜですか?
「x-アプリ」または、「x-アプリ for LISMO」(LISMO Port) に搭載されているアプリケーション 「x-Radar」 を起動した際、「現在位置取得モード」で現在位置の推定に PlaceEngineを使用しているためです。
【補足】
「x-アプリ」または、「x-アプリ for LISMO」(LISMO Port) をアンインストール (削除) しても、「PlaceEngine」 はお使いのパソコン上からアンインストールされません。
パソコンから 「PlaceEngine」 をアンインストールする場合は、アンインストール方法 をご参照ください。
※「x-アプリ」および「x-アプリ ロゴ」はソニー株式会社の登録商標です。
※「x-Radar」はソニー株式会社の登録商標です。
※「x-アプリ for LISMO」は「LISMO Port」の音楽ソフトウェアとしてKDDI株式会社が提供しています。
※「LISMO」、「LISMO Port」ロゴは KDDI株式会社 の登録商標です。
Windows XP版 PlaceEngine NDIS Driverについて
無線LANをオンにしているのに、 PlaceEngineクライアントでは「Wi-Fiを利用できません」と表示され、 PlaceEngine対応ページでは「無線LANがOFFです」と表示され、 PlaceEngineが利用できません.
Windows XPの場合、機種やインストール方法によっては、インストール時に "PlaceEngine NDIS Protocol Driver" のインストールに失敗する現象が確認されております。 以下の手順でドライバがインストールされているか確認してください。 [スタート] → [コントロールパネル] → [ネットワークとインターネット接続] →[ネットワーク接続] → [ワイヤレスネットワーク接続] の順に開いて行きます。 [プロパティ] をクリックして、[この接続は次の項目を使用します]の一覧に "PlaceEngine NDIS Protocol Driver" が表示されているかを調べます。 表示されていない場合、次の FAQ を参考にして解決して下さい。
"PlaceEngine NDIS Protocol Driver" がインストールされません。
まずは最新版のインストーラで再インストールしてみて下さい。 また、インストール中に「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」画面を表示していると失敗することがありますので注意して下さい。 それでも直らない場合、以下の手順で手動でドライバのみインストールして下さい。
[スタート] → [コントロールパネル] →[ネットワークとインターネット接続] → [ネットワーク接続] →[ワイヤレスネットワーク接続] の順に開いて行きます。 [プロパティ] →[インストール]→[プロトコル]→[追加]→[ディスク使用]の順にクリックし、ファイル名のところに C:\Program Files\PlaceEngine\penet と入力し OK をクリックします。 続いて表示されるウィンドウでも OK をクリックして下さい。 下のスクリーンショットをご参考にしてください。 正しくインストールされたかは、前の Q&A の手順で確認できます。
PlaceEngineデータベースから無線LANアクセスポイント(AP)情報を削除する方法について
PlaceEngineサービスにおいては、従来より、主にモバイルルーターなどに対応するため、サポート窓口へ送付して頂いた削除したいMACアドレスの該当するAP情報を、PlaceEngine位置推定データベースから削除しています。(「位置推定の改善」をご参照ください)
上記方法に加えて、APの SSIDの末尾に「_nomap」を追加する方法(Google社が推奨する方法)にも対応しました。PlaceEngineのデータベースにAPが登録されないためには、APのSSIDの末尾に「_nomap」を追加してください。また、これまでに蓄積されたWi-Fi情報においても、「_nomap」が追加されたAP情報については、位置推定に利用しないよう、データベースより削除いたしました。
位置登録について
- 位置登録は、機器が同じ場所に一定時間以上 (目安としては1-2分程度以上) 停止しているときに行って下さい。電車や車などでの移動中の位置登録は しないようにお願いします。
- 機器をサスペンドしてから別の場所に移動して、サスペンドから復帰したときに、 おつかいの機種によっては サスペンド前のWiFi情報が取得できてしまう場合があります(取得位置が、今の 場所ではなくサスペンドした時点での位置になってしまう)。 このような場合は、しばらく たってから再度「現在地を取得」を行って下さい。
間違えて位置を登録してしまった場合
位置推定結果が正しくない場合は、正しい位置で登録作業を複数回行って見て下さい。(位置登録はこちら)
それでも改善しない場合は、ご使用のアクセスポイントの情報を一旦 PlaceEngine のデータベースから削除し正しい位置で再度登録することで改善できます。アクセスポイント情報の削除はこちらへご依頼ください。
ハイブリッド測位
ハイブリッド測位とはなんですか?
Wi-Fi電測情報から推定した位置情報と、GPS位置情報の両方を利用し位置推定をおこないます。
- GPSが利用できない屋内などではWi-Fi電測情報から位置推定が可能です。
- Wi-Fiアクセスポイントが近くにないような場所ではGPSから位置を取得します。
ハイブリッド測位API を使用するとハイブリッド測位が可能です。
MAPLUSポータブルナビ3 について
PlaceEngine の最新ローカルデータベースを利用する方法については、MAPLUS.webサイトのこのFAQを参照ください。
その他
ソフトウェアのバグを発見しました。報告する手順を教えて下さい
お手数ですが、問い合わせメールアドレス まで、電子メールにてご連絡ください。
今後のサービスやソフトウェアの改善に役立たせて頂きます。